カミオカセミナーでは、少人数クラスで生徒一人ひとりへの指導を追求しています。大手塾で行われるクラス全体に一方的に聞かせる一斉指導は行いません。また、個別塾のようなコース・クラスから離脱させた指導も行わず、中学受験に向けて学年ごとに適切に定められたカリキュラムを維持しながら、クラス指導を補うかたちで一人ひとりをフォローします。
少人数制のクラス指導のなかで、生徒一人ひとりを注視し、基本を理解できるまで反復したり、基本の理解をもとに応用問題を自ら考える時間を確保したりして、生徒の理解度や習得するスピードに合わせて学習の進め方を変えています。
基本理解を徹底し、応用問題は教え込むことを避けて、自ら基本事項を組み合わせて考える発見的な思考を引き出すことで、難関校受験にまで対応します。
カミオカセミナーは、全国で利用される四谷大塚の優れた内容の教材とテストを採用する四谷大塚の加盟塾です。四谷大塚の教材の内容は本質的で、問題の質が高く、関西の中学入試にも完全に対応しています。
四谷大塚の学習システムの中核をなす週テストは、A/B/C/Sの4段階のレベル設定で作成され、生徒ごとの習熟度に合わせて出題されるので、一人ひとりの弱点を明確にして振り返る学習が実現します。
さらに、週テストは全国の直営教室・加盟塾に通う数千名の生徒を母団体とする精度の高い成績データを提供します。自分の弱点が基本事項にあるのか、応用力にあるのかを把握して、一人ひとりに合わせた客観的で細かな目標設定が可能になります。
10歳までの段階にある4・5年生は、言語発達の途上にあるため、中学受験の単元をただ先取りしても、それを理解できる早熟な生徒を選抜することにしかなりません。
だからこそ、4・5年生のうちに、文章の内容を読み取り、整理したり、理数分野の現象や法則をイメージしたりすることで、自ら考えて判断する論理思考を養うことに力を入れなくてはなりません。
4・5年生の指導では、定評ある四谷大塚の教材やテキストで中学受験の学習を進めるだけでなく、思考力のもととなる文脈をつかむ力や理数系の論理的思考力を養うために、中学受験の出題レベルの作品にて読書と語彙習得を行う「ことばの学校」と、理数系の思考力を養うための豊富な「理科実験」をカリキュラムに取り入れています。
10歳を超え中高生の思考に近づく5・6年生では、言葉を組み立てて考える力が育つので、主観的な考えと客観的な考えを区別したり、抽象的な内容と具体的な内容を往復して理解したりする力がついてきます。カミオカセミナーでは、高学年で伸びる言語力を育み、基礎的な考え方を組み合わせることで発見的な解法にたどりつく力の習得を目指します。
テストに出る問題をただひたすらたくさん解き、応用問題まで解法パターンを記憶する学習では、限られた学習範囲での短期的な結果しか得られないので、5・6年生では、幅広い学習単元の基礎を確実に理解して、それらの基礎を組み合わせて考える総合的な応用力をつける指導方針を採っています。